中小企業の社長の相続のポイント

相続のポイント(その1)

ここでは、相続のポイントについて見ていきます。


【相続のポイント】

相続のポイントは、
 ・贈与税の非課税枠を毎年利用しておく
 ・贈与税も最低税率の10%を利用する
 ・予定利率の高い生命保険を利用する
 ・一時所得の1/2課税を上手く使う
になります。

このように、贈与税の毎年の110万円の基礎控除を利用し、さらに税率が低い10%部分も利用して、相続が起こる前に出来るだけ財産を写しておきます。さらに、贈与で貰ったお金を使って、予定利率のいい生命保険に加入し、親に子供が生命保険を掛けます。このようにする事で、自社株や会社の土地・建物などの相続財産が多くある家庭の場合には、有利に相続を行なう事が可能になります。


上記以外の相続のポイントとしては、
 ・事業を引き継がない子供に対しては、遺留分を放棄してもらう
 ・他の家族の思いや意見も一度、きちんと話し合っておく
 ・毎年、贈与計画書を取り交わす
 ・預貯金の管理
 ・保険料の支払い方法
 ・生命保険料所得控除の申告は誰がするか
のように、会社の事業を引き継ぐ子供に財産を多く残せるようにします。もちろん、会社を継がない子供にも前もって理解してもらう必要があります。会社を継がない子供にたいしても生命保険を使って、保険金という形で、ある程度のお金を相続できるようにしておくと良いと思います。

このように、会社が関わる相続の場合には、一般の家庭よりも相続する額が大きくなる事が想定できますので、生前から準備をし、金融、保険、税金にたけた、経験が有る専門家に相談する事も必要になるでしょう。


このように、生前相続を行い、死んだ後に貰える保険金や財産を相続人がどうするか考えるのではなく、自分が死ぬ前の生前に税法を上手く利用して、税金対策をしておき、さらに相続問題も解決しておくような相続対策を行なう事が必要になります。

相続に備えるのは、出来るだけ早い時期から行なうと効果的です。出来るだけ早くから対策を講じる事で、毎年、贈与していく方法などが利用できるように、色々と対策をとる方法を考える事ができます。

余命半年になってから相続対策をしても、出来る対策にも限界がでてきて、効果がほとんど期待できなくなります。







2006年10月15日 10:55